SAPPORO もいわ山公式サイト もーりす通信

もいわ山エッセイ

2013年2月号 フィールドウォッチング


木々の中を縦横無尽に歩くキツネたちの足跡。
 もーりす日記などで何度かお知らせしていますが、2月から3月にかけては雪の山々や、野原で多くの「足跡」フィールドウォッチングができます。スノーシューなどで野山に出掛ける体験観光も各地で行われていますが、実は2月下旬から3月にかけてはスノーシューなしで野山を歩くことができるのです。
 その理由はというと、2月下旬ともなると暖かい陽ざしと気温で積もった雪の表面が日中に溶けます。さらに暖気で雪全体が締まり、ふわっと降った雪もだんだん固くなります。
日中は暖かく、夜に冷える。この季節は雪の表面が「堅雪」になるのです。

はいそこで!
宮沢賢治の「雪わたり」です。※下記は物語の冒頭です。

雪がすっかり凍って大理石よりも堅くなり、空も冷たい滑らかな青い石の板で出来ているらしいのです。
「堅雪かんこ、しみ雪しんこ。」
 お日様がまっ白に燃えて百合の匂を撒きちらし又雪をぎらぎら照らしました。
 木なんかみんなザラメを掛けたように霜でぴかぴかしています。
「堅雪かんこ、凍み雪しんこ。」
 四郎とかん子とは小さな雪沓をはいてキックキックキック、野原に出ました。

どうです。これが堅雪。
きっと小学生だろうと思われる四郎とかん子なら、こぎつねの紺三郎のようにぴょんぴょん跳びはねても堅雪はびくともしません。
 お薦めなのはまだ気温が下がったままの早朝です。
堅雪はがっちりと締まり、雪原をそれこそどこまでも歩けるような気持ちよい錯覚を感じるはずです。
 雪原に残った動物や鳥の足跡を追いかけてみるのはどうでしょう。キツネの足跡はまっすぐに続くので、楽しいですよ。
 ひょっとしたら子ギツネの紺三郎の足跡かも…。子どもと行くならこんなお話しをしながらなんて楽しいですよね。
 そうそう、お父さんとお母さんに注意事項をひとつ。体重が60kg以上ある人は要注意です。体重がかかって堅雪を踏み抜くとそれこそズボッと股まで埋まりますからねっ。
 まずいかも!と思うお父さんお母さんはホームセンターでかんじきを買いましょう!安いから。

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