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もいわ山エッセイ

2013年6月号

今年の初夏はいつもと随分と違う。
例年ならまず5月のゴールデンウィークあたりに、ジリジリ肌を焼くくらいの最初の暑さがきて、その後はぐっと気温が一時期下がり、まさにリラ冷えの街の様相となる北都、札幌。
なぜか心がキュンとなるこの美しい日本語「リラ冷えの街」。
作家の渡辺淳一氏が最初に使ったのかと思えばどうやら違ったようで、1960年(昭和35年)、俳人の榛谷美枝子(はんがい みえこ)さんが「リラ冷えや 睡眠剤は まだ効きて」と詠んだ句のことを知っていた渡辺淳一氏が、それを元に「リラ冷えの街」という小説名にしたんだとか…。
リラとはlilasと書きますが、実はこれはフランス語なんです。
ではこれを聞き慣れた日本語すると何になるのかといえば「ライラック」。昔はどこの庭にも必ずと行って良いほど1本は植えられていたライラック。今でも古いお宅とか、大通公園で見ることができます。
そして5月下旬から6月初旬にかけて、札幌市内で行われるライラック祭りの時期に合わせるかのように気温下がるリラ冷え。
この世界観がまさに北都札幌によく似合っていて、素敵と感じるのは私だけでしょうか。

今年の初夏はいつもと随分違うと冒頭で書きましたが、どう違うのかというと!今年はゴールデンウィークに一旦暑くなるどころか、ずーっと寒いまま。道東の方では4~50の積雪を観測した地域もあったほどです。
例年ゴールデンウィークには峠で積雪が5~10cmほどある事も珍しくはないのですが。これは峠の話。
つまり冷えたままの5月だったのです。

この例年にない低温のおかげで、桜の開花もニセアカシアの開花も、ずれ込んだのは記憶に新しいことです。
オリンピックなら記録破りは良いことなんですが、今年の冬はニュースで頻繁に報道されていた「記録破りの積雪」「記録破りの寒さ」などなど。 気象での記録破りはちょっと先行き不安ですね。

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